37日目 モーリタニア 地名無い砂漠のどこか ~ ?Km
相変わらずスタックの連続でした。パンクは4回!
ここモーリタニアは鉄鉱石がとれますので、方位磁石が機能しません。しかも今は季節が冬で、砂嵐が起こると空がグレーに染まり更に太陽の方角が分からなくなってしまいます。迷子に近い状態で進んでいます。
水、ガソリン、食料を節約するために下記の通りのメニューでした。
朝:ビスケット、コーヒー
昼:ビスケット
夜:ツナ炊き込みご飯
37日目 モーリタニア 地名無い砂漠のどこか ~ ?Km
相変わらずスタックの連続でした。パンクは4回!
ここモーリタニアは鉄鉱石がとれますので、方位磁石が機能しません。しかも今は季節が冬で、砂嵐が起こると空がグレーに染まり更に太陽の方角が分からなくなってしまいます。迷子に近い状態で進んでいます。
水、ガソリン、食料を節約するために下記の通りのメニューでした。
朝:ビスケット、コーヒー
昼:ビスケット
夜:ツナ炊き込みご飯
36日目 モーリタニア ダフレト ~ 地名無い砂漠のどこか 21Km
朝から一日中スタックの連続で、パンクも一回ありました。わずか21キロしか進めませんでした。
朝:パン、コーヒー
昼:パン
夜:マルタイ棒ラーメン、パン、五目御飯、海藻サラダ
修理中です。手前にあるのが拾ったサンドラダー(スチール製)
35日目 モーリタニア ヌアジブ ~ ダフレト 80Km
上の地図では道がありますが、実際は全く無く車が通った跡(わだち)が時々あるだけです。
いよいよ首都のヌアクショットへと出発しましたが、砂が柔らかくなかなかスムースに
進めません。脱出用のボードを使って一進一退でした。そういえば道端でコーヒーを飲んでいると、空中を漂っているサハラ砂漠の細かい砂がいつの間にかカップに入っていました。かの有名なパリダカ(パリダカールラリー)の痕跡があちこちにあって、この過酷な状況が余計に身近に感じられました。パリダカは半数がリタイアすることもあるので、リタイアせずに切り抜けたいです。
おそらく何十年前かの水が流れた跡? 時々湿地帯(泥沼)もありました。
34日目 モーリタニア ヌアジブ 0Km
一日中休養で何も起きない一日でした。
モーリタニアの平均寿命は40歳くらいらしく、国土の90%は砂漠です。
灯台横にて
ルーフテントの二人のスイス人はこのランドローバーをヨーロッパで買って、アフリカ中部のタンザニアあたりまで釣りをしながら旅行し、車を売って帰るそうです。車が高く売れるので旅行代金はほぼタダになるというからくりを話してくれました。
モーリタニア鉄道は世界一長い(世界一重い)列車(貨物)が走るのですが、なんと全長3キロ! 230両のほとんどは鉄鉱石を運ぶ貨物車です。
33日目 モーリタニア ヌアジブ 0Km
クルトのぎっくり腰が悪化してしまったので、もう少しここヌアジブに滞在することになりました。今日はひさしぶりにちょっとぬるめのビールを飲んですっきりとした気分になり、そのあとは買い物やシャワー、キャンプ地移動(灯台近くへ)などをして過ごしました。アフリカの国々はフランスの元植民地が多く、英語が全く通じないことも多々あって不便ですが身振り手振りと笑顔で乗り切っています。たぶん首都のヌアクショットからパリ経由で日本へ帰ることになりそうです。
32日目 モーリタニア国境 ~ モーリタニア ヌアジブ 51Km
朝モーリタニア軍に水をもらいに行くと今日のお昼12時にパスポートチェックが終わるので出発(入国)出来ることになりました。急いでパッキングや出発準備をして備えました。なんと3泊4日かかった国境超えはやっと次へ進めます。
出発後はしばらく砂だらけの道でしたが、ヌアジブの市街地が見えてくるとモーリタニアのナビ軍人さんも別れてしまい、今度は警察署へと向かいました。たった?2時間の待ち時間で入国許可のスタンプが出るまではレストランで晩ごはんでした。
明日は最後の砂漠を通って首都のヌアクショットへ向けての準備で、明後日出発予定になりそうです。海が目の前で景色がいいところでキャンプです。
31日目 モーリタニア国境 0Km
何年も雨が降っていないのがよくわかります。
今朝は別のコンボイ(フランス人グループ)が現れ、3台の車が当然のようにスタックして何とか脱出していきました。しかしその後に来たミニバスがスタックして脱出できず我々コンボイメンバーのランドローバーがお手伝いして無事脱出できました。そのフランス人によると国境までのルートで地雷を見つけて1メートル横を通ってきたそうです。
彼らはワイロ(カメラと燃料)をモーリタニア軍隊に渡して通っていきました。我々は1円も渡さずに通っていけるのしょうか?2泊3日待っています。今晩はなんと車のルーフ(屋根)に寝ます(いちおう落ちないようにタイダウンベルトで固定)。星が手が届きそうに近いです。
朝:ミューズリー
昼:マルタイ棒ラーメン(ごま醬油味)
夜:オイルサーディンライス
30日目 モーリタニア国境 0Km
待つ待つ待つ待つ待つ待つ待つ待つ待つ待つ待つ待つ。
何も起きない。
朝:ビスケット、コーヒー
昼:ミントキャンディ
夜:トマトソースパスタ、デーツ(ナツメヤシ)、コーヒー
水が減ってきたので、モーリタニア軍にもらいに行きました。
食料を節約するためにおかし系でごまかして過ごしました。
29日目 西サハラ ゲルゲラト 国境手前8Km ~ モーリタニア国境 8Km
朝ごはん(パン、コーヒー)を食べてから、9時半に出発しましたが、国境手前は砂が柔らかい上に深く、スタックの連続でした。しかしコンボイメンバーはみんな協力的で手伝ってくれ10時半に国境へ到着できました。しかしながらここからがアフリカの紛争地帯の国境ならではで、パスポートチェックと西サハラの許可証を渡しても一向に手続きが進みそうではありません。ひたすら待つだけです。風が強く砂まみれです。
お昼はリンゴ、オレンジ、クッキーを食べて待つのみでした。国境の軍人さんがお茶(中国茶に砂糖を入れていて甘い)をごちそうしてくれました。
周りにせっかくたくさんの砂があるので、気になっていた鍋の焦げ付きを取ってみようと砂でしっかりこするとなんときれいになりました。天然の研磨剤です。
暗くなってきたのでそのまま国境上でキャンプとなりました。明日は国境を越えることができるのでしょうか?晩ごはんは野菜炒めでした。
下の写真のスーツ男とカッパ男は二人とも実はヒッチハイクでモーリタニアへ向かっているのですが、スーツ男は車に乗せてもらい、カッパ男はバイクのリアシートなのでカッパを借りて乗っています。
砂漠にスーツとカッパがシュールです。
28日目 西サハラ ダフラ ~ ゲルゲラト 国境手前8Km 367Km
6時起床で8時にチェックポイントに集合しました。
ここ3日間で一緒になった国境超え足止めメンバー(コンボイメンバー)を紹介します。
①ランドローバー シリーズⅡ(スイス人の二人)
②ダイハツ タフト(スイス人)
③バイクBMW R80(スイス人)
④メルセデスベンツ300GD(ドイツ人三人)
⑤なぞのチリ人
⑥カッパ男(暑くないのか?)
⑦スーツ男(ビジネスマン?)
⑧我々ヤマハテネレ XT600(フランス人&チリ人)
⑨我々タルボット 四駆ではありません(スイス人&日本人三人)
軍人一人をコンボイ二乗せて出発しましたが、道路以外にはどこに地雷があるか分かっていないので、おしっこも道路上でやれと言われました。アメリカ人二人が最近地雷で死んだと素晴らしいアドバイスも頂きました。国境まであと8キロあたりでは、砂と石から柔らかい砂砂砂へと変わり、スタック(はまって動けなくなること)の連続でなかなか進めず暗くなってきました。進むのを諦めて砂の道路?の上でそのままキャンプしました。明日は国境超えです。
朝:サンドイッチ
昼:サンドイッチ
夜:サーディンライス、オレンジ