アナログ人生デジタル化     風と共に一本の道がある

18'/5月:ルーツと0~22歳, 18'/6月:83'年ワーホリでオーストラリアバイク一周26000km日記形式と写真で(約200日)19'/1月:84'年にバイクで日本一周10000km(約50日) 20'/4月:92'年末~93年2月初めのサハラツーリング (5000km)他

毎日更新 1983年 バックトゥザ 昭和58年8月3日 オーストラリア一周 バイク旅 40日目 22歳 七転八倒 悪路転倒 大砂地獄 渡河数回 ヤマハXS250 ワーキングホリデー ワーホリ タイムスリップブログ シンクロ 終活

40日目:マウントサンダー ~ アリススプリングス 271km(計8,907km)

f:id:Hakatayou:20180731084438j:plain

 とんでもない一日でした。

情報収集が足りず自分の甘さと楽天さが招いた自業自得の出来事でありました。アリススプリングスへ戻る道はほぼ悪路オンリーで、砂と泥と小さな岩のオンパレード。

砂に埋まってしまい転倒、転倒、転倒

岩で滑って転倒、転倒、転倒。

泥にはまって転倒、転倒、転倒

数えていませんが、たぶん10回くらいは転んだと思います。スピードが出ていないというか出せない状況だったので、ケガはしていませんが、荷物とバイクの重量は合わせると250キロくらいはあるので、やや傾いた道路などで起こすのは本当に疲れました。9時から13時までで109キロしか進めませんでしたので、ルート変更をしましたが、更なる悪夢がやってきました。いやな音がしだしたなあと感じたあとに、ガソリンが無くなってしまい、予備タンク(バイクのタンク内にあるスペース)に切り替えました。あと数リットルで空になります。まだまだ悪路は続きますので、不安な中、とうとうガス欠になってしまいました。(10リットル入りのジェリ缶にはガソリンは入れていませんでした)ほとんど車が通らない道ですので、さあどうしようと考えましたが、押して進むのもほぼ不可能な中、ひとつアイデアが浮かびました。バイクのタンクはメインフレームの周りを囲むような(Uの逆さまのような)形状をしていて、キャブレターへのガソリンホースとは反対側のほうにガソリンが少し残っているのではないかと考えました。そこで、荷物を全て道の端に降ろして、タンクを外そうとしましたが、かなり疲れていたので、手を抜いて少し離れたところの道が少し傾いたところへ移動しました。そして、バイクを横に倒して、更にひっくり返してみると(逆立ち状態)ガソリンの流れる音がしました。やったー!成功です。しばらくしてエンジンをかけると元気な音がして無事再出発出来ました。

ところが、その僅かなガソリンで数キロは走れたのですが、とうとう全くガソリンがない状態になってしまいました。水と食料はありますので、ここで野宿かなとも考えましたが、道路の先を見てみたら素晴らしいマークが見えました。そうガソリンスタンドまであと500メートルほどだったのです。バイクを押してたどり着きほっとしました。もちろんタンクとジェリ缶に満タンのガソリンを補給しました。

明日は筋肉痛かなあ?

 

今日の宿泊地:ノーザンテリトリー アリススプリングス 野宿⑳+⑥

今日の出費:ガソリン 10.7ドル 食料他2.2ドル 

出費の合計:476.81ドル(114,434円)

f:id:Hakatayou:20180726145944j:plain

f:id:Hakatayou:20180726145948j:plain

 

f:id:Hakatayou:20180726150003j:plain

f:id:Hakatayou:20180726150112j:plain

f:id:Hakatayou:20180726150009j:plain

f:id:Hakatayou:20180726150030j:plain