今日はエアチケット、トラベラーズチェック、現金についてです。
まずはエアチケットです。ワーキングホリデービザ申請時の条件に、「往復航空券又は相当の預金残高証明書」とあったので、事前に往復航空券を買いました。当時の正規往復運賃は約42万円でしたが、福岡の旅行会社で格安航空券を探して、23万円の1年オープンのタイ航空の往復チケットを買いました。最安ですので、なんと出発から到着まで25時間半もかかります!大阪からマニラ、バンコク(5時間のトランジット)、ケアンズ、ブリスベン、やっとシドニーです。(各駅停車状態?)
オープンチケットとは予約変更可能のチケットです。(変更不可能チケットはフィックス)ただし、入国地点と出国地点の事前指定が必要でしたので、シドニー着(東海岸)とパース発(西海岸)を指定しました。なぜなら大陸の両端(距離は約4000キロ)は必ず行こうと思っていたからです。(このことがこの年の12月に思わぬ出会いにつながっていきますが、まだ5か月以上先の事です。今ではLCCなどを使えば、3~4万円の往復航空券が出るほどの時代ですから隔世の感があります)
次に、トラベラーズチェック(旅行用小切手)です。当時でもクレジットカードはあったと思いますが休学中の自分には全く頭にありませんでした(ググってみると学生向けクレジットカードができたのは1987年でしたので当時はありません)。東京銀行(いまの三菱東京UFJ銀行)へ行き、下の写真のメモを見ると$2350(オーストラリアドルは1983年当時レート年間平均が214円ですがこの時は240円)を約56万円で交換しています。トラベラーズチェックは紛失しても再発行がきくので現金を持ち歩くリスクを回避できます。当時使ったトラベラーズチェックの控えは見つかりませんでした。現金と交換する際に控えがあったかも思い出せません。
(2014年に日本ではトラベラーズチェックは販売停止になったそうです)
最後に現金ですが、やはり同じ東京銀行で交換しました。とりあえずバンコクやシドニーで使うかもしれないので、アメリカドル$100をアソートパック(種類の違う紙幣セット)で交換しました。
さあ少しずつ準備が整ってきました。
明日は海外旅行保険とガイドブックについてです。